略歴

1992 年、京都大学医学部を卒業、2年間の臨床初期研修の後、京都大学大学院大学医学研究科・本庶佑研究室(分子生物学)で基礎医学研究を開始した。抗体クラススイッチ組換えの分子機構を研究テーマとした。1997 年、助手になった後、cDNA サブトラクション法により同定した AID (ヒト遺伝子は AICDA) が脱アミノ化酵素活性により、クラススイッチ組換えと体細胞突然変異を引き起こすことを見出した。その後、AID に関連する研究を続けている。最近では赤芽球の脱核に関する研究も始めている。

1992年 京都大学医学部卒業
1992-1994年 内科研修医(京都保健会)
1994年 京都大学大学院医学研究科博士課程(分子医学系専攻)入学
1997年 京都大学大学院医学研究科(分子生物学)助手
2003年 京都大学大学院医学研究科(先端領域融合医学研究機構)特任助教授
2006年 滋賀県立成人病センター研究所 専門研究員
2020年 静岡県立総合病院 遺伝診療科 主席研究員
2021年 静岡社会健康医学大学院大学 教授

学位:医学博士